【10月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグは19日、新型コロナウイルスのワクチンを打つことに対して選手の間でためらう動きがあると批判される中、全選手のうち68パーセントが完全に接種を終えたと明かした。

 今月初めの報道では、過半数の選手が接種を終えたのは全20クラブのうちわずか7クラブであると示唆されていた。

 政府の最新の統計によれば、英国における新型コロナによる死者数は約13万9000人と世界最悪に近いものの、12歳以上の79パーセントが2回の接種を終えているという。

 こうした接種率の急増によって大規模イベントは規制緩和が可能となり、プレミアリーグは観客を入れて新シーズンを迎えることができた。

 リーグ側は発表文の中で「81パーセントの選手が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを少なくとも1回は接種し、68パーセントが2回の接種を終えていると本日確認している」と記した。(c)AFP