米NYに新たな展望台 没入型空間で楽しむ浮遊感
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【10月20日 AFP】米ニューヨークの高層ビル、ワン・バンダービルト(One Vanderbilt)の展望台「サミット(Summit)」が21日、オープンする。ワン・バンダービルトは、市内で4番目に高い建物だ。
展望台の外側には、床まですべてガラス張りのエレベーターが設置されており、約42秒で高さ369メートルまで上昇する。
サミットでは、ケンゾー・デジタル(Kenzo Digital)氏による没入型インスタレーション作品「Air」を体験することができる。
ガラスと鏡でできたAirでは、壮大な景色を楽しむことができる。その一方で、見る人の感覚をゆがませ、浮遊感を与えることも狙いだという。
ここでの体験についてケンゾー・デジタル氏は、「空間の認識」に疑問を投げかけ、「訪問者をシルエットと摩天楼の工場に放り込む」としている。
晴れた日には、100キロほど先まで見渡せるという。(c)AFP