【10月19日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは18日、第8節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が後半アディショナルタイム5分に同点ゴールを挙げ、凱旋(がいせん)試合となったパトリック・ビエラ(Patrick Vieira)監督が率いるクリスタルパレス(Crystal Palace)と2-2で引き分けた。

 ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が8分に先制点を奪って最高のスタートを切ったアーセナルだったが、後半にクリスティアン・ベンテケ(Christian Benteke)とオドソンヌ・エドゥアール(Odsonne Edouard)のゴールを許し、チームのムードを高めていた5試合連続無敗は途切れるかに思われた。

 しかし試合終了まで残り数秒という場面で、ゴール前が混戦になったところをラカゼットが押し込み、アーセナルがなんとか追いついた。

 最後まで踏ん張りきれずあと一歩のところで金星を逃すことになった元アーセナル主将のビエラ監督は、開幕からの8試合でこれが五つ目のドローとなった。

「惜しかったが、その言葉を何度も繰り返している」とコメントした指揮官は、「チームが後半に見せた立て直し方は勝利に値するものだったからとても残念」と続けた。

 12位となったアーセナルは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権獲得を目指すライバルを苦しめることを示すようなパフォーマンスはほとんど見せられなかった。(c)AFP