【10月18日 AFP】21MLBは17日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は9回裏にエディー・ロサリオ(Eddie Rosario)がサヨナラ適時打を放って5-4でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を下し、シリーズ戦績を2勝0敗とした。

 2度2点差をつけられたブレーブスだったが、2日連続のサヨナラ勝ちで逆転勝利を飾っている。

 9回二死でドジャースの守護神ケンリー・ジャンセン(Kenley Jansen)からロサリオが放った強烈な打球は、遊撃手コーリー・シーガー(Corey Seager)のグラブをはじいて中堅まで転がり、ダンズビー・スワンソン(Dansby Swanson)が決勝のホームを踏んだ。

 ドジャースは初回、先発のイアン・アンダーソン(Ian Anderson)からシーガーが2点本塁打を打ち、一つ目のアウトを取られる前にリードした。

 これに対しブレーブスは4回、元ドジャースのジョク・ピーダーソン(Joc Pederson)が先発マックス・シャーザー(Max Scherzer)のカーブを捉えて2点本塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 ドジャースは7回、クリス・テイラー(Chris Taylor)の2点適時二塁打で勝ち越したが、ブレーブスは8回にオジー・アルビーズ(Ozzie Albies)の適時打でロサリオが本塁を踏み1点差に迫ると、さらに16日の初戦でサヨナラ適時打を放ったオースティン・ライリー(Austin Riley)が中堅手ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)の頭上を破る二塁打を放ち、一塁からアルビーズが一気に生還して追いついた。

 ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、19日の第3戦から始まるホーム戦で形勢の立て直しを図る。

 ドジャースタジアム(Dodger Stadium)で7連敗中のブレーブスは、レギュラーシーズンでは夏場に行われた3連戦で3連敗を喫するなど、直近の11試合で10敗している。

 シーズン終盤に本拠地15連勝を飾ったドジャースは、ポストシーズンではホームの3試合で2勝している。(c)AFP