【10月15日 AFP】米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は14日、米モデルナ(Moderna)製新型コロナウイルスワクチンについて、高齢者のほか重症化や感染のリスクが高い人の追加接種を認めるよう勧告した。

 諮問委は9月中旬、米製薬大手ファイザー(Pfizer)製ワクチンについても同様の勧告をしている。勧告に拘束力はないが、FDAが受け入れないことはまれだ。

 諮問委は今回、65歳以上の高齢者、18~64歳で重症化リスクの高い人、医療従事者ら感染リスクの高い職業に就く人をモデルナ製の追加接種の対象とすべきだと結論付けた。

 追加接種を受けられるのは2回目の接種から半年以降で、投与量は1、2回目の半分の50マイクログラムとなる。(c)AFP