【10月10日 AFP】モナコ公室の情報筋は9日、先月南アフリカ滞在中に倒れたシャルレーヌ公妃(Princess Charlene、43)について、耳鼻咽喉科の感染症の手術を受けたとAFPに明らかにした。手術は成功したという。

 この情報筋によると、全身麻酔を伴う手術は8日に南アフリカで行われ、現在は48時間の経過観察中。シャルレーヌ公妃は5月に耳鼻咽喉科の感染症にかかり、8月にも手術を受けているが、今回が最後の手術になるという。

 ジンバブエで生まれ、南アフリカで育った公妃は今年、ほとんどの時間を南アで過ごしている。8月の前回手術の際には、夫のアルベール2世公(Prince Albert II、63)と子どもたちも南アを訪れた。

 公妃は9月初めに滞在先のロッジで倒れ、仮名で病院に搬送された。公妃の財団は当時、重い耳鼻咽喉科感染症の合併症が原因だと説明していた。

 南アフリカ代表の水泳選手として五輪出場経験を持つシャルレーヌ公妃は、2011年にアルベール2世公と結婚した。アルベール2世公は、故レーニエ3世公(Prince Rainier III)と、1982年に交通事故で亡くなった米人気女優グレース・ケリー(Grace Kelly)さんの息子。公妃の南ア長期滞在をめぐって、2人の離婚説がささやかれている。(c)AFP