【10月9日 AFP】21MLBは8日、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)は先発登板したローガン・ウェブ(Logan Webb)の好投でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に4-0で勝利し、シリーズ先勝を収めた。

 本拠地オラクル・パーク( Oracle Park)に詰め掛けた約4万1900人の観客の前で、ジャイアンツはプレーオフデビューを果たしたウェブが、今季自己最長となる7回3分の2を投げて5安打、無失点、無四球、10奪三振の力投を見せると、強打者ぞろいの打線も本塁打で全得点を記録した。

 ともにニューヨークで創設され、131年間の宿敵関係にあるドジャースとポストシーズンで対戦するのはこれが初めてとなるジャイアンツは、バスター・ポージー(Buster Posey)が2点本塁打を記録したほか、クリス・ブライアント(Kris Bryant)とブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)にもソロ本塁打が生まれた。

 もう一つの地区シリーズでは、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)が2-1でアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)との接戦を制した。

 この試合は、ブレーブスの先発チャーリー・モートン(Charlie Morton)とブルワーズの先発コービン・バーンズ(Corbin Burnes)が、6回まで無失点で投げ合う展開となった。

 しかし7回、ブルワーズは先頭打者がモートンから死球を受けて出塁すると、続くラウディ・テレス(Rowdy Tellez)が均衡を破る2点本塁打をスタンドに運び、そのまま先勝を飾った。(c)AFP