【10月7日 AFP】21MLBは6日、ナ・リーグのワイルドカードゲームが行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)はクリス・テイラー(Chris Taylor)がサヨナラの2点本塁打を放ち、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に3-1で勝利。宿敵サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が待つ地区シリーズに駒を進めた。

 本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)での接戦をものにした王者ドジャースは、ワールドシリーズ連覇に向けて望みをつないだ。

 レギュラーシーズンで106勝を挙げたものの一発勝負のワイルドカードに回っていたドジャースは8日から、同107勝で西地区優勝を果たしたジャイアンツとの地区シリーズに臨む。ライバル関係にある両チームがポストシーズンで顔を合わせるのは、両チームの131年の対戦の歴史で今回が初めてとなる。

 この日のドジャースは先発マックス・シャーザー(Max Scherzer)が本調子ではなく、4回と3分の1を投げて失点1、被安打3、与四球3、奪三振4の内容で降板。それでも、守備要員で途中出場したテイラーが、9回裏に救援のアレックス・レイエス(Alex Reyes)から2点本塁打を打ち、カージナルスとの激戦に終止符を打った。(c)AFP