【10月6日 AFP】21MLBは5日、ア・リーグのワイルドカードゲームが行われ、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)がイグザンダー・ボガーツ(Xander Bogaerts)の2点本塁打などでニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に6-2で勝利し、地区シリーズに進出した。

 本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)での試合に臨んだレッドソックスは、ボガーツとカイル・シュワバー(Kyle Schwarber)の本塁打で相手のエース、ゲリット・コール(Gerrit Cole)をわずか50球でマウンドから引きずりおろした。2019年、投手の最高額を更新する9年総額3億2400万ドル(当時約360億円)でヤンキースに加入したコールにとっては厳しい結果となった。

 一方でレッドソックス先発のネイサン・イオバルディ(Nathan Eovaldi)は、5回3分の1を1失点でしのぎ、チームはその後3投手の継投で8回まで追加点を許さなかった。攻撃では6回にアレックス・ベルドゥーゴ(Alex Verdugo)の適時二塁打で4-1とリードを3点に戻し、7回には再びベルドゥーゴに2点適時打が飛び出して6-1とした。

 最後はギャレット・ウィットロック(Garrett Whitlock)がジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)に一発を浴びたが、後続2人をきっちり抑えて勝利をつかんだ。

 レッドソックスは地区シリーズでア・リーグ第1シードのタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)と対戦する。(c)AFP