【10月6日 AFP】フランスの自動車大手ルノー(Renault)傘下のアルピーヌ(Alpine)は5日、2024年からルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)に代表されるFIA世界耐久選手権(WEC)の最高峰カテゴリー「ルマン・ハイパーカー(LMH)」に正式参戦すると発表した。

 ルノー(Renault)から名称を変更し、すでにF1に参戦しているアルピーヌは今季、プロトタイプのマシンを用いて耐久選手権に出場していた。

 アルピーヌの最高経営責任者(CEO)を務めるローラン・ロッシ(Laurent Rossi)氏は、「フォーミュラワンと耐久レースの両方に出場することで、アルピーヌはモータースポーツ界のトップに君臨する二つのレースに参加する希少ブランドの一つになるだろう」とコメントした。

 アルピーヌはプジョー(Peugeot)やポルシェ(Porsche)、アウディ(Audi)、キャデラック(Cadillac)、アキュラ(Acura)、BMWといったブランドに続き、この成長分野に加わることになった。(c)AFP