【10月3日 AFP】テニス、アスタナ・オープン(Astana Open 2021)は2日、女子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのアリソン・バンアーツバンク(Alison van Uytvanck、ベルギー)は1-6、6-4、6-3で第1シードのユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を下し、ツアー通算5勝目を挙げた。

 世界89位の27歳バンアーツバンクは、2019年9月のタシケント・オープン(Tashkent Open 2019)以来となる優勝を果たした。

 試合は、母国の首都ヌルスルタンの観客の前で世界47位のプチンツェワが好スタートを切り、第1ゲームを落としてから6ゲームを連取。その間5ポイントしか失わず、第1セットを奪った。

 第2セットはバンアーツバンクのブレークでスタート。その後は互いに2度ずつ相手のサービスを破る展開となり、バンアーツバンクが試合をタイに戻した。

 迎えた第3セットはプチンツェワが先にブレークして先行したが、その後は再びサービスキープに苦しみ、キャリア3勝目のチャンスを逃した。バンアーツバンクは第2セットに続いて3度ブレークを奪い、逆転勝利を収めた。(c)AFP