【9月29日 AFP】テニスの全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)女子シングルスで優勝したエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が、10月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)にワイルドカード(主催者推薦)で出場することになった。主催者が28日に発表した。

 18歳のラドゥカヌは予選から勝ち上がって全米オープンを制し、テニス界に衝撃を与えたが、今度はBNPパリバ・オープン初出場を果たす。

 今年6月にツアーデビューを果たしたばかりのラドゥカヌは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)でベスト16に入ると、全米では史上初となる予選勝者としての四大大会(グランドスラム)制覇を果たし、驚異的なシーズンを送っている。全米オープン優勝で、世界ランキングも100位以上ジャンプアップし、22位まで浮上した。

 BNPパリバ・オープンは米カリフォルニア州インディアンウェルズ(Indian Wells)で10月6日から17日にかけて行われる。(c)AFP