【9月30日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記が米国の対話の申し出を「狡猾(こうかつ)な見せかけ」にすぎないと非難したことを受け、米国は29日、北朝鮮への敵意は一切なく、対話の門戸は開かれたままだと表明した。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米政権は北朝鮮側に前提条件なしでの対話を繰り返し提案しているが、金氏は米政府が北朝鮮への敵視政策を進めていると非難した。

 国務省報道官は「米国は北朝鮮に対して敵意を一切抱いていない」として、「われわれには前提条件なしで北朝鮮と会談する用意があり、前向きな反応を期待している」と続けた。(c)AFP