【9月30日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記は、米国の対話の申し出を「策略と敵対的行為を隠すための見せかけ」にすぎないとし、ジョー・バイデン(Joe Biden)米政権が敵視政策を続けていると非難した。国営メディアが30日、伝えた。

 朝鮮労働党の機関紙、労働新聞(Rodong Sinmun)によると、金氏は最高人民会議(国会に相当)で「米国の新政権が発足して以来、わが国に対する米国の軍事的威嚇と敵視政策は少しも変わらないどころか、ますます狡猾(こうかつ)になっている」と述べた。(c)AFP