ロナウドが後半ATに逆転弾 マンUがビジャレアル下す 欧州CL
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【9月30日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は29日、グループF第2節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が後半アディショナルタイム5分に劇的なゴールを挙げ、ホームでビジャレアル(Villarreal CF)を2-1で下した。
これがチャンピオンズリーグ本戦歴代最多178試合目の出場となったロナウドは、この日ほとんどチャンスがなかったものの、試合終了間際にGKヘロニモ・ルジ(Geronimo Rulli)からゴールを奪い、ユナイテッド復帰後の公式戦5試合で5得点目を挙げた。
劣勢だったユナイテッドは後半開始早々、パコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)に先制点を許し、グループステージ敗退というまさかの事態に再び直面した。
アレックス・テレス(Alex Telles)の見事な一撃ですぐさま追いつきはしたが、ロナウドが逆転ゴールを挙げるまではさらに勝ち点を落とすかに思われた。
勝利という結果に終わったが、これ以上ないほど才能豊かな選手たちがそろっているものの、組織としてはまだかみ合っていないチームから最大限のものを引き出せるのはオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督なのかという、深刻さを増しつつある疑問を払拭(ふっしょく)するパフォーマンスはほとんど見られなかった。
スールシャール監督は「オールド・トラフォード(Old Trafford)ではこういうことが起きる。思い切る必要があったが、結果的にはラッキーだった」と述べ、「ロナウドがピッチにいれば、常にチャンスはある」と続けた。
ロナウドが試合終了間際にマークした逆転ゴールは、1998-99シーズンの決勝で当時現役だったスールシャール監督が決めた有名な逆転弾をしのぐものだった。(c)AFP/Kieran CANNING