【9月29日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は28日、グループB第2節が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)の2得点などでFCポルト(FC Porto)に5-1で大勝。クラブのレジェンドで、同日に83歳で亡くなったロジャー・ハント(Roger Hunt)氏を追悼するにふさわしい結果を残した。

 1966年に行われたW杯(World Cup)イングランド大会の優勝メンバーであるハント氏は、リバプールの選手としてリーグ戦では244得点をマークしており、この数字はクラブのリーグ戦歴代最多記録となっている。

 喪章を巻いて敵地エスタディオ・ド・ドラゴン(Estadio do Dragao)での一戦に臨んだリバプールは、相手GKディオゴ・コスタ(Diogo Meireles Costa)の三つのミスにも助けられ、圧倒的なパフォーマンスや決定力の高さを見せつけ、ハント氏をしのんだ。

 3-3で引き分けた3日前のブレントフォード(Brentford FC)戦でプレミアリーグ通算100得点を達成したばかりのサラーは、前半に先制点をマークして開幕から続く絶好調を維持した。

 その後、サディオ・マネ(Sadio Mane)に今季4点目が生まれたリバプールは、後半に入るとサラーがこの日2点目をマークしてスコアを3-0に広げた。

 メフディ・タレミ(Mehdi Taremi)に1点を返されたリバプールだが、フィルミーノが相手GKのミスを突いてゴールを奪うと、終盤にもネットを揺らした。

 第1節のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦に引き分けていたポルトは、2試合を終えて未勝利となっている。(c)AFP