新たに全域開放する世界遺産・九寨溝の魅力
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【9月28日 CGTN Japanese】世界遺産に登録された九寨溝は中国南西部の四川省(Sichuan)北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県(Jiuzhaigou)にあります。透明度の高い青い湖(炭酸カルシウム成分などが原因)、滝、秋の色とりどりの紅葉、雪山などによって四季折々の美しい景色が形成されています。
2017年8月8日に九寨溝でマグニチュード7.0の地震が発生したことで観光地も被害に遭い、その修復・再建と観光の再開などが注目されてきました。2018年3月8日から一部の観光スポットが開放され、その後も修復作業が進むにつれて開放エリアは徐々に拡大。2019年9月27日には九寨溝観光地のテスト運営が始まり、そして震災発生から約4年後の今日(28日)、九寨溝観光地の全域開放が発表されました。
新しい姿で開放された九寨溝では、道路や木造の遊歩道、トイレ、レストランなどのインフラ施設がきちんと整備されたほか、新しい観光スポットが12カ所開発されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News