【9月28日 AFP】女子テニス、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が、米カリフォルニア州インディアンウェルズ(Indian Wells)で行われる来月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)を欠場することになったと、27日に大会主催者が発表した。

 大坂なおみ(Naomi Osaka)やセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)ら、すでにトップ選手数人が出場を辞退しているパリバ・オープンは、バーティが欠場を決断した理由については何も明らかにしなかった。

 バーティにとって同大会は、今月の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)でシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)に3回戦負けを喫する不本意なパフォーマンスに終わって以来の実戦となるはずだった。

 四大大会(グランドスラム)では2019年の全仏オープン(French Open 2019)と今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)を制しているバーティは、これまで2度出場しているインディアンウェルズ大会での最高成績は2019年のベスト16入りとなっている。

 来月6日から17日まで開催される同大会は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によるブランクを経て、約1年半ぶりにカレンダー復帰を果たすことになっている。(c)AFP