【9月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は474万4890人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3174万830人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 26日には世界全体で新たに4602人の死亡と32万5362人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの779人。次いで米国(289人)、イラン(288人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに68万8033人が死亡、4293万1410人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万4443人、感染者数は2135万1972人。以降はインド(死者44万7194人、感染者3367万8786人)、メキシコ(死者27万5450人、感染者363万2800人)、ロシア(死者20万4679人、感染者744万3149人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの604人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(318人)、北マケドニア(317人)、ハンガリー(312人)、モンテネグロ(302人)、ブルガリア(294人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が148万3741人(感染4475万6793人)、欧州が130万2904人(感染6716万9675人)、アジアが83万4398人(感染5359万4389人)、米国・カナダが71万5678人(感染4453万2817人)、アフリカが20万8797人(感染824万3424人)、中東が19万7310人(感染1327万4036人)、オセアニアが2062人(感染16万9704人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP