【9月27日 CGTN Japanese】中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ、CMG)は25日、孟晩舟(Meng Wanzhou)氏の帰国について、その全過程を報道しました。CMG傘下の中国中央テレビ(CCTV)のニュースの、ニューメディアを通じた生中継が全世界のネットユーザーに注目され、閲覧数は同日午後11時までに4億3000万回を超えました。

 また、米国やカナダの多くのメディアは孟氏の解放を報じた後に相次いで、「実際には、米国政府との起訴猶予についての合意において、孟晩舟氏は罪状を認めていなかった。合意は罰金について言及していなかった」との訂正報道を行いました。

 孟氏が搭乗した旅客機は25日夜に、広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)の宝安国際空港に到着しました。多くの市民が空港まで出迎え、海外のネットユーザーも祝福を送りました。

「孟晩舟氏が帰国したニュースを聞いて本当にうれしい。孟晩舟事件はまさに司法の不公正だ。米国はカナダを恐ろしい立場に置いた。事件が終わってとてもうれしい」(Jorah Kaiさん)

「深セン一の高層ビルが孟晩舟氏の帰国を歓迎しています。中国にとって大きな出来事です。私も中米両国が再びより良い対話と意思疎通を行うよう望みます。この事件が終わってとてもうれしいです。今がまさに前進の時です」(Cyrus Janssenさん)

「まず、孟氏は無実の罪を着せられた。次に、このことは米国の政治的茶番劇が失敗に終わったことを宣告した」(Gu Dadaさん)

「この事件の最もひどい点は、過程全体を通じてカナダがいかに無力だったかということです。孟晩舟氏がバンクーバー空港で逮捕された時から米国がこの戦争を終わらせると決めるまで、カナダには泥沼に引きずり込まれる他に選択肢がなかったのです」(Jayjさん)

「米国はまさか、自分自身がカナダの法律になることを要求したんじゃあるまいな」(TiaGuanさん)

「ファーウェイはアルストムではない。中国は、アルストムCEOを拘束されたことで米国に屈服したフランスではない。米国は自らの『プードル』であるカナダを通じて孟氏を拘束した。しかし、カナダは自業自得という結果になった」(Half Boyfriendさん)

「孟晩舟氏の発言は、自国国民の安全と利益を維持する中国の約束と力をはっきりと示した。これは中国と中国人民の勝利だ」(Malik Ayub Sumbalさん)

「強大な国があってこそ、われわれは困難から救ってもらえる」(Spicy Pandaさん)

「あなたが国を誇りに思う時、あなたの同胞もあなたを誇りに思います」(Feimigxingさん)

「どの中国人も勝手に拘束されてはいけません。ファーウェイはアルストムではありません。祖国という母は、あなたを守ります」(Tammy~老譚さん)

「孟晩舟氏は3年前に逮捕されました。彼女が中国人だからです。今、家に帰れたのも、彼女が中国人だからです」(Joey ZHANGさん)

 カーカーユエンさんは「祖国は永遠にわれわれの強固な後ろ盾だ」と心から感嘆しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News