【9月30日 CGTN Japanese】中国国家統計局がこのほど発表したデータによりますと、今年1月から8月までの中国のインターネット小売額は前年同期比19.7%増の8兆1227億元(約139兆円)でした。うち、実物商品のインターネット小売額は15.9%増の6兆6340億元(約113兆円)となり、社会消費品小売総額に占める割合は23.6%でした。 

 ネットショッピングはすでに人々、特に若者の買い物方式になっています。電子商取引(EC)が実店舗を打ち負かしたことにより、多くの人が失業したと言われています。しかし、ECがなくても、他のビジネスモデルが現れてくるはずです。情報技術の発展は必ず新しいビジネスモデルを生み出します。第5世代移動通信システム(5G)の普及につれて、より多くの新しいビジネスモデルが次から次へと現れてきます。 

 アナリストによりますと、ECの発展は実店舗に大きな衝撃を与えてはいますが、それにより実店舗のビジネスモデルの変革が促され、新たな実店舗のビジネスモデルが生み出されています。また、ECであれ、実店舗であれ、どのビジネスモデルに将来性があるかを判断するには、現在だけではなく、将来的にどちらが消費者により人気のある新しいビジネスモデルを提供できるかによります。これこそ競争の核心です。これを抜きにECと実店舗の将来を語るのは無意味であるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News