【9月27日 CGTN Japanese】中国南部の広州市(Guangzhou)政府のホームページの25日付情報によりますと、広州市新型コロナウイルス感染症予防・抑制指揮部は同日、最新の通告を発表し、「10月の第130回中国輸出入商品交易会(広交会)の順調な開催を確保するため、25日から10月20日まで新型コロナウイルス感染症予防・抑制のレベルを引き上げる措置の実施を決定した」と明らかにしました。

 それによりますと、国外から広州市に入国した全ての(同市を目的地とする)人に対する隔離政策は、従来の「14日間の集中隔離+7日間の自宅隔離」から「21日間の集中隔離」に引き上げます。中・高リスク地域から広州市に移動した人、または戻る人に対しては、「14日間の集中隔離」を実施し、1日目、4日目、7日目、10日目、14日目にそれぞれPCR検査を行い、14日目には双採双検(鼻と口の咽頭スワブ検体を一つのパイプに入れ、2パイプを採集してそれぞれ異なるPCR検査機関で同時に検査、あるいは同じPCR検査機関でそれぞれ2種類のPCR検査を行うこと)を実施します。

 通告は、封鎖場所や半封鎖場所の予防・抑制を強化し、市内全ての映画館、ゲームセンター、ネットカフェ、体育館、スーパーマーケット、水泳場などの人が集まる場所では健康コード確認と検温、入場者数の制限、掃除と通風、消毒、スタッフの健康管理などの措置を講じなければならないと求めています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News