【9月28日 CGTN Japanese】2021中国越境ECフェアが24日、中国南部の広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)内の中国輸出入商品交易会展示館(通称:広交会展示館)で開幕しました。国内の20以上の省・自治区・市から2000社以上が参加しています。出展企業は60以上の産業群をカバーしており、越境EC総合試験区、越境ECプラットフォーム、サービスプロバイダーと各種の越境ECの注目商品などを展示し、「中国スマート製造」の新たな魅力を世界にアピールしています。

 今年の開幕初日には「対外貿易の新動力・デジタル新未来」をテーマにした中国越境EC発展フォーラムが開催されました。越境ECの発展動向、ビジネス環境の最適化などの話題を中心に、越境ECの健全な発展のための効率的なハイエンド対話プラットフォームの構築や、ナショナルブランドの新たな発展のチャンスを掴んで海外でのコアコンピタンスを向上させること、越境EC産業の発展をリードすることなどをめぐり、意見がかわされました。

 越境ECは、対外貿易における重要な成長ポイントです。税関の統計によりますと、2021年上半期、中国の越境ECにおける輸出入は良好な勢いを維持し、前年同期比28.6%増の8867億元(約15兆円)となったということです。そのうち、輸出は6036億元(約10兆円)で、44.1%の増加を果たしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News