【9月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は474万525人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3148万3340人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 25日には世界全体で新たに6171人の死亡と37万8753人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの805人。次いで米国(762人)、メキシコ(600人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに68万7751人が死亡、4294万458人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万4200人、感染者数は2134万3304人。以降はインド(死者44万6918人、感染者3365万2745人)、メキシコ(死者27万5303人、感染者362万8812人)、ロシア(死者20万3900人、感染者742万913人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの604人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(318人)、北マケドニア(316人)、ハンガリー(312人)、モンテネグロ(301人)、ブルガリア(294人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が148万3035人(感染4473万1041人)、欧州が130万1290人(感染6704万6439人)、アジアが83万3402人(感染5350万9572人)、米国・カナダが71万5382人(感染4454万7人)、アフリカが20万8493人(感染823万5800人)、中東が19万6861人(感染1325万832人)、オセアニアが2062人(感染16万9650人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP