【9月27日 AFP】21-22イタリア・セリエAは26日、第6節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は3-2でサンプドリア(Sampdoria)を下し、今季リーグ2勝目を挙げたが、太ももを負傷して途中交代したパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)抜きで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のチェルシー(Chelsea)戦を迎える見通しとなった。

 本拠地アリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)でディバラは先制点を挙げたが、程なく負傷し涙を流しながらピッチを去り、チームの長い故障者リストに新たに加わることとなった。

 その後ユベントスは、レオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)とマヌエル・ロカテッリ(Manuel Locatelli)が加点し、勝ち点を8に伸ばして9位に順位を上げた。

 ユベントスは29日のチャンピオンズリーグ、グループリーグ第2節で王者チェルシーをホームに迎えるが、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督はディバラ、そして同じく太ももを痛めて終了間際に交代したアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の両FWが、次の国際試合週間(10月4〜15日)が明けるまで戦列を離れると明かした。

 指揮官はライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「ミッドウイークのチェルシー戦、週末のトリノ(Torino FC)戦の後に15日間のインターナショナルブレークがあるが、二人がその後に帰ってくることを願う」と話した。

「残念ながら、特にこの時期に週3試合こなすのは、肉体的な部分より精神的な部分の方が必要とされるウエートが重い。ホーム初勝利で、順位表の半分より上で週末を終えることができたので、この白星はチームにリラックスする時間を与えてくれるはず。一つ一つだ」

 サンプドリアは2点目を取られた直後の44分、アントニオ・カンドレーヴァ(Antonio Candreva)のクロスに吉田麻也(Maya Yoshida)が頭で合わせて望みをつなぎ、後半にはカンドレーヴァがゴールを決めた。(c)AFP