【9月23日 AFP】21-22イタリア・セリエAは22日、第5節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)の活躍により2-0でベネツィアFC(Venezia FC)を下し、暫定首位のインテル(Inter Milan)に勝ち点で並んだ。

 フランス代表のエルナンデスは、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)の先制点をアシストすると、後半には追加点をマーク。無敗を維持したミランは、インテルに勝ち点13で並んで暫定2位につけた。

 ユベントス(Juventus)はスペツィア(Spezia)に3-2で競り勝ち、リーグ戦5試合目にして今季初勝利を挙げた。この日も敵地で苦しめられ、一時は敗北の瀬戸際に追い込まれたが、ミラノ勢と8ポイント差の暫定13位につけた。

 28分にモイゼ・ケアン(Moise Kean)がイングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)から復帰後初得点を挙げて先制したユベントスだったが、その後エマニュエル・ギャシ(Emmanuel Gyasi)とジャニス・アンティスト(Janis Antiste)にゴールを許し逆転された。

 しかしフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)の今季初ゴールで追いついたユベントスは、72分にはパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)のCKからマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)が決勝点を挙げた。

 リーグ戦19試合連続失点中のユベントスは、1週間後にホームで戦う欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のチェルシー(Chelsea)戦までに流れを変える必要がある。(c)AFP/Terry DALEY