【9月26日 AFP】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2021)は25日、米ボストン(Boston)で2日目が行われ、欧州チームが11-1と大幅なリードを奪った。

 欧州チームはこの日最後のシングルス戦で、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)新王者のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)がデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に6-4、6-0で勝利して2ポイントを加えた。優勝に必要なのはあとわずか2ポイントで、奇跡が起こらない限り欧州チームの4連覇は確実になっている。

 メドベージェフは「特に第2セットは信じられないテニスができた」と話し、「全米オープンの後は1週間半休んでいたから、どうなるか予測がつかなかった」と明かした。

 3日間にわたり開催されるレーバー・カップでは、各日シングルス3試合、ダブルス1試合の計4試合が行われ、最終日は1勝につき3ポイントが与えられる。先に13ポイントを手にしたチームが勝者となる。

 この日のシングルスの他2試合では、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)がジョン・イズナー(John Isner、米国)に、ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)がニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)に勝利してそれぞれ2ポイントを獲得した。(c)AFP