【9月25日 AFP】米テキサス州ウェーコ(Waco)で、2歳の男児が親族のバックパックに入っていた銃で誤って自らの頭を撃ち、病院に搬送されたが死亡した。当局が23日、発表した。米国では子どもによる銃の誤射が相次いでいる。

 事故の後、銃の所有者である男児の親族(21)が銃を持って現場から逃走したが、その後戻り、拘束された。親族は証拠を改ざんした罪で訴追された。

 銃規制強化を訴える団体「エブリタウン・フォー・ガン・セーフティー(Everytown for Gun Safety)」によると、2015~2020年に子どもによる誤射で765人が死亡、1500人以上が負傷。今年だけで111人が死亡している。同団体はこうした事故を「米国における銃暴力まん延の悲痛な側面」としている。(c)AFP