【9月25日 AFP】ボクシング、WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)は24日、英ロンドンで25日に行われるWBOの指名挑戦者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)との防衛戦を控えた前日計量に臨んだ。

 6万人超の観客が詰め掛けると予想されているトッテナム・ホットスパー・スタジアム(Tottenham Hotspur Stadium)での一戦を前に、ウシクがキャリア最重量の100.36キロを計測したのに対し、ジョシュアは約8キロ重い108.86キロとなった。

 体重のアドバンテージに加えて身長とリーチでも上回ることから、ブックメーカーではジョシュアが勝利するとのオッズが高くなっているが、ウシクも動きとサウスポーの構えから巧みに繰り出される総合的なテクニックに定評があり、大勢のボクシング通が接戦を予想している。

 防衛戦を前に最高の調子と最適な体重だというジョシュアは、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「自分より身長が低くてパワーのある相手と戦うなら、少しばかり重量を増やすかもしれないが、今度の相手は足の動きが武器の優れたファイターだ。相手のフットワークとハンドスピードに付いていき、最初から最後までしっかりと戦えるようにしたい」と語った。(c)AFP