【9月24日 CGTN Japanese】中国東北部の黒竜江省ハルビン市政府は24日、同市内で23日午前0時からの24時間に、新たに15人の新型コロナウイルス感染症発症者が確認されたと発表しました。15人はいずれも巴彦県の住民です。ウイルスのゲノム配列を調べた結果、デルタ株に感染したと判断され、国や黒竜江省の専門家の指導の下での疫学調査や感染ルートの確認作業が行われています。

 15人の発症者は、隔離されての健康状態の観察期間中または全住民を対象に行われたPCR検査で見つかったもので、22日と23日の検査結果が陽性反応を示したことから病院に移送され、23日には新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 ハルビン市では濃厚接触者および濃厚接触者に対する濃厚接触者が全員隔離され、健康状態の観察を受けています。関連する住宅エリアや感染者が最近訪れた場所では、封鎖措置と徹底的な消毒が行われています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News