【9月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は471万5909人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3002万4390人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 22日には世界全体で新たに9802人の死亡と51万5197人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2714人。次いでブラジル(876人)、ロシア(820人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに68万1185人が死亡、4254万3365人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万2316人、感染者数は2128万3567人。以降はインド(死者44万6050人、感染者3356万3421人)、メキシコ(死者27万3391人、感染者359万7168人)、ロシア(死者20万1445人、感染者735万4995人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの604人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(316人)、北マケドニア(313人)、ハンガリー(312人)、モンテネグロ(298人)、ブルガリア(291人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が147万8016人(感染4457万1529人)、欧州が129万5187人(感染6659万721人)、アジアが82万9338人(感染5320万2700人)、米国・カナダが70万8686人(感染4413万365人)、アフリカが20万7173人(感染819万8199人)、中東が19万5505人(感染1316万7368人)、オセアニアが2004人(感染16万3511人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP