【9月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は470万5691人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2948万2830人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 21日には世界全体で新たに9248人の死亡と47万6331人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2294人。次いでロシア(817人)、メキシコ(815人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに67万8420人が死亡、4241万677人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万1440人、感染者数は2124万7094人。以降はインド(死者44万5768人、感染者3353万1498人)、メキシコ(死者27万2580人、感染者358万5565人)、ロシア(死者20万625人、感染者733万3557人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの604人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(314人)、ハンガリー(312人)、北マケドニア(311人)、モンテネグロ(297人)、ブルガリア(290人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が147万5799人(感染4449万8406人)、欧州が129万2882人(感染6643万646人)、アジアが82万7304人(感染5307万5479人)、米国・カナダが70万5871人(感染4399万3847人)、アフリカが20万6718人(感染818万4855人)、中東が19万5124人(感染1313万7949人)、オセアニアが1993人(感染16万1656人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP