【9月16日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は15日、グループA第1節が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)が移籍後初先発を飾ったがチームはかみ合わず、敵地でクラブ・ブルージュ(Club Brugge)と1-1で引き分けた。

 ヤン・ブレイデル・スタジアム(Jan Breydel Stadium)に乗り込んだPSGは、アンデル・エレーラ(Ander Herrera)の得点で序盤に先制したが、その後ハンス・ヴァナーケン(Hans Vanaken)に同点弾を許し、90分を通して勝ち点1を得るにふさわしい素晴らしいプレーを披露したブルージュとドローに終わった。

 この試合の前まで途中交代で24分しかプレーしていなかったメッシは、前半にシュートがバーをたたくと、後半にはGKシモン・ミニョレ(Simon Mignolet)が守るゴールを脅かしたものの、まだ新天地での初得点を狙っている。また、その後相手選手へのファウルでイエローカードを受けている。

 メッシ、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のスター選手3人が初めて同時起用されたPSGは説得力のあるパフォーマンスを見せられず、エムバペは後半に負傷交代となった。

 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、前線の3人について「彼らが互いについて知るための時間が必要」と強調した。

 チャンピオンズリーグ制覇を目指してチームづくりをしているPSGだが、厳しいグループAを突破するチャンスはすでに複雑なものになっている。

 ポチェッティーノ監督は「努力については満足している。素晴らしい一夜にはならなかったが、平常心を保って努力し続けなければならない」と続けた。

「必要な時間を得ることが最も重要。もっと良いプレーができるようにしたい」 (c)AFP