【9月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は14日、グループG第1節が各地で行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)の2本のPK失敗にも助けられ、1人少ない状況ながら1-1で引き分けた。

 ルカ・スチッチ(Luka Sucic)のPKで先制したザルツブルクだったが、その後のスチッチとカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)のキックは外れ、前半に3度PKのチャンスに恵まれながらも一つしかものにできなかった。

 一方、前半終了前にイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)のPKで追いついたセビージャは、後半開始直後にユセフ・エン・ネシリ(Youssef En-Nesyri)が退場し数的不利となったが、試合は1-1で決着した。

 ラキティッチは「とても不思議な試合だった。3本のPKを取られてレッドカードが出れば、引き分けという結果に満足しなければならないと思う」と振り返った。

「36分間で3度もPKを取られたのは記録だと思う。自分も今まで経験したことはない気がする」

 同組の他の試合では、フランス・リーグ1王者のリール(Lille OSC)がドイツ・ブンデスリーガ1部で首位を走るVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)と0-0で引き分け、全4チームが1ポイントで並んでいる。(c)AFP/Martyn WOOD