【9月18日 CGTN Japanese】中国税関総署の最新統計によりますと、今年1~8月の輸出入総額は前年同期比23.7%増の24兆7800億元(約421兆4632億円)で、同期の過去最高を更新しました。税関総署の報道官で、統計分析司の李魁文(Li Kuiwen)司長は、「貿易輸出入の伸びは、中国の感染症予防・抑制の効果によるものだ。経済は安定的な回復を続け、安定しつつ上向きとなっている」と述べました。

 統計によりますと、1~8月は、主要な貿易相手である東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州連合(EU)、米国、日本との輸出入額はいずれも対前年プラスとなりました。うち、最大の貿易相手であるASEANと、2位のEUとの貿易額はともに前年同期比22%余りの増加となりました。3位の米国との貿易額は前年同期比25.8%増で、4位の日本との貿易額は前年同期比12.3%増となりました。

 最大の貿易相手であるASEANとの貿易総額は3兆5900億元(約61兆600億円)で、対外貿易総額の14.5%を占めています。2位のEUとの貿易総額は3兆4200億元(約58兆1680億円)で、対外貿易総額に占める割合は13.8%。3位の米国との貿易総額は3兆500億元(約51兆8750億円)で、対外貿易総額に占める割合は12.3%。4位の日本との貿易総額は前年同期比12.3%増の1兆5700億元(約26兆7000億円)で、対外貿易総額に占める割合は6.3%。対日輸出額は同8.9%増の6949億2000万元(約11兆8193億円)、日本からの輸入額は同15.2%増の8771億7000万元(約14兆9190億円)。日本に対する貿易収支は1822億5000万元(約3兆997億円)の赤字で、47.8%増えたとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News