【9月13日 AFP】21-22イタリア・セリエAは12日、第3節の試合が行われ、サンプドリア(Sampdoria)は吉田麻也(Maya Yoshida)のゴールなどで王者インテル(Inter Milan)と2-2で引き分けた。

 インテルは18分、フェデリコ・ディマルコ(Federico Dimarco)がFKを直接蹴り込んで先制したが、サンプドリアは33分、CKの流れから吉田の放った弱いシュートがエディン・ジェコ(Edin Dzeko)に当たって、GKサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)の守るゴールを破った。

 前半終了間際にインテルは、同点ゴールの前に追加点のチャンスもあったラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が、ニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)のピンポイントクロスにボレーで合わせて勝ち越した。

 それでもサンプドリアは後半開始早々、バルトシュ・ベレシンスキ(Bartosz Bereszynski)のクロスからトンマーゾ・アウジェッロ(Tommaso Augello)が強烈な左足のボレーシュートを突き刺し、勝ち点1を手にした。

 昨季優勝したインテルは開幕2連勝を飾っていたが、ジェノバ(Genoa)で気持ちが入ったプレーを見せたサンプドリアから白星を挙げられず、上位のASローマ(AS Roma)、ACミラン(AC Milan)、ナポリ(SSC Napoli)に勝ち点2差をつけられている。(c)AFP