【9月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間10日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は460万2565人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2306万9340人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 9日には世界全体で新たに9528人の死亡と61万4394人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1901人。次いでロシア(789人)、ブラジル(753人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに65万4598人が死亡、4060万2891人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万5174人、感染者数は2095万8899人。以降はインド(死者44万2009人、感染者3317万4954人)、メキシコ(死者26万6150人、感染者347万9999人)、ペルー(死者19万8621人、感染者215万8493人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの602人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(304人)、北マケドニア(297人)、モンテネグロ(284人)、チェコ(284人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が145万6868人(感染4381万7345人)、欧州が126万8900人(感染6463万6005人)、アジアが80万3317人(感染5164万1640人)、米国・カナダが68万1717人(感染4213万3792人)、アフリカが20万1559人(感染800万1207人)、中東が18万8384人(感染1270万876人)、オセアニアが1820人(感染13万8482人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP