【9月10日 AFP】日本サッカー協会(JFA)は9日、新型コロナウイルス関連の規制を理由に、12月に予定されていた21クラブW杯(2021 FIFA Club World Cup)の日本開催を断念したと発表した。

 大陸連盟王者6クラブに、開催国の優勝クラブを加えた計7クラブが参加するクラブW杯は1年に1度開催されており、今年はJFA創立100周年の記念事業の一環として5年ぶりに日本で行われるはずだった。

 JFAの専務理事を務める須原清貴(Kiyotaka Suhara)氏は、記者会見で「この時点で決めなければいけなかった」と述べた。

 同大会は例年12月に開催されているが、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が優勝したカタールでの前回大会は、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に今年2月に行われた。(c)AFP