【9月9日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第17シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第4シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を6-4、6-4で下し、準決勝に駒を進めた。

 四大大会(グランドスラム)では今年の全仏オープン(French Open 2021)に続く4強入りで、自己最高成績に並んだ。9日の準決勝では、18歳の予選勝者エマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)と対戦する。

 ラドゥカヌの躍進について問われたサッカリは、「競技にとっては素晴らしいこと。今は多くの若手がすごく良いプレーをしている。自分自身、そして自分のテニスを信じている」とコメントした。

 快進撃を続けているラドゥカヌは同日、東京五輪金メダリストで第11シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)を6-3、6-4で下し、予選から準決勝に勝ち上がった大会史上初の選手となった。(c)AFP