【9月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は458万3765人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億2181万5260人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 7日には世界全体で新たに9587人の死亡と69万690人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1081人。次いでメキシコ(1071人)、ロシア(797人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに65万511人が死亡、4028万1人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は58万4171人、感染者数は2091万3578人。以降はインド(死者44万1411人、感染者3309万6718人)、メキシコ(死者26万4541人、感染者344万9295人)、ペルー(死者19万8568人、感染者215万6451人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの602人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(302人)、北マケドニア(294人)、チェコ(284人)、モンテネグロ(282人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が145万3139人(感染4368万4235人)、欧州が126万4735人(感染6430万6000人)、アジアが79万9027人(感染5133万5778人)、米国・カナダが67万7546人(感染4179万8317人)、アフリカが20万512人(感染796万211人)、中東が18万7009人(感染1259万6439人)、オセアニアが1797人(感染13万4285人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP