【9月7日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-4、7-6(9-7)で第13シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を下し、準々決勝進出を果たした。

 自身通算7回目の四大大会(グランドスラム)ベスト8入りを決めた24歳のズベレフは、世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に競り勝つなどして東京五輪の金メダルに輝いてから勢いに乗っており、今大会では新たな次元のプレーを見せている。

 先月のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)でもタイトルを獲得し、これで連勝は自己最長の15に伸びた。本人も、東京五輪のジョコビッチ戦で1セット、1ブレークダウンの劣勢から巻き返し、同選手の年間ゴールデンスラムを阻止したことが現在の勢いにつながっていると話している。

 ズベレフは「ノバクとの試合でたくさんのことを得た。なぜなら、あの試合では劣勢で、ほぼ負けていたからだ」と述べ、「世界1位を相手に反撃し、第2セットで1ブレークダウンとされたところから、11ゲーム中10ゲームをものにして勝ったことが、自分に何かを与えてくれた」と分析。「その経験を生かしたいし、今大会でも使っていきたい」と付け加えた。

 また、勝負どころで難しいショットを打てる新たな自信もついたともいい、「東京で突然そうなれた。ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)では、サービスが絶不調だったことが原因でフェリックス(・オジェ・アリアシム<Felix Auger-Aliassime、カナダ>)に敗れてしまった。東京以降はすごく調子が上がっているし、まだもっと向上していけるはずだ」と語った。

 ズベレフは準々決勝で、自身初のグランドスラム8強入りを果たした世界46位のロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)と対戦する。(c)AFP/Jim SLATER