【9月6日 AFP】全米テニス協会(USTA)は5日、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)でコートに持ち込んだバッグのロゴが大きすぎたとして、ライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)に今大会最高額の罰金1万ドル(約110万円)を科した。

 6日の4回戦でロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)と対戦する大会第22シードのオペルカは、「未承認の」かばんを持ち込んだとして処分された。

 罰金を知らされたオペルカは自身のツイッター(Twitter)アカウントに、「今年の全米オープンはチケット販売に苦戦しているに違いない。ピンク色のバッグで1万ドルなんて。イケてるかばんなのに」と投稿した。

 オペルカは四大大会(グランドスラム)で自身初の16強入りを果たしており、1回戦での罰金を工面することはできる。

 オペルカは「全米OPがそんなことするなんてどういう冗談なんだ。ピンク色のバッグで1万ドル? 頼むよ」と書き込んだが、罰金の対象となったのはかばんの色ではなくロゴのサイズだった。

 審判の判断で実際にロゴのサイズを測ると大きすぎたと明かしたオペルカは、手違いで大きいロゴのかばんを持ち込んだと弁明し、 「厳しすぎるし少しやりすぎだと思う。自分の仕事はロゴのサイズを測ることではない。全く違う。自分の仕事は試合に勝つことだ。そんなことを心配するより大事なことがある」と不満を示した。(c)AFP/Jim SLATER