【9月5日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は3-6、6-2、6-3として迎えた第4セット、ゲームカウント2-1の場面でジャック・ソック(Jack Sock、米国)が右太ももの負傷で棄権したため、4回戦進出を決めた。

 昨年の全米で準優勝を飾り、東京五輪では金メダルを獲得したズベレフは、同胞のオスカー・オッテ(Oscar Otte)とピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk)とともに16強入りを果たした。ドイツ勢の3人がそろって全米の4回戦に進出したのは1994年以来、四大大会(グランドスラム)を通じても1997年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)以来となった。

 また第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は6-7(5-7)、6-2、6-4、2-6、6-3でイリヤ・イヴァシュカ(Ilya Ivashka、ベラルーシ)を下して16強入り。次戦はオッテとの対戦が控えている。(c)AFP