【9月4日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2021)プレーオフ最終戦、ツアー選手権(TOUR Championship 2021)は3日、米ジョージア州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club、パー70)で2日目が行われ、ジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)がこの日の最少スコアをマークして首位に1打差と迫った。

 世界ランキング1位のラームは、上がり3ホールを連続バーディーで締めくくるなど6バーディー、1ボギーでホールアウトし、松山英樹(Hideki Matsuyama)と共に最少スコアとなる5アンダー「65」を記録し、通算16アンダーの2位を維持した。

 一方、2位に2打差をつけて初日を首位発進したパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)は、17番で4メートル半のバーディーパットをねじ込んだのに続き、18番でも難しいバーディートライに成功。2日目を4バーディー、ノーボギーの4アンダー「66」でまとめ、通算17アンダーでトップを死守した。

 キャントレーは前週のBMW選手権(BMW Championship 2021)を制してプレーオフのポイントランクトップに立ち、10アンダーのハンディキャップを与えられて初日のティーオフに臨んだ。初日、ラームは4ストローク差でのスタートとなったが、ここまで着実にその差を縮めている。

 通算11アンダーの単独3位にはブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)が続き、同胞のジャスティン・トーマス(Justin Thomas)が1打差の単独4位でそれを追い掛けている。

 通算9アンダーの5位タイグループには、計5人が並んでいる。

 松山は、通算1オーバーで26位タイに浮上している。(c)AFP