【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)は3日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は6-4、3-6、6-2で第18シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を下し、2017年大会に記録した自己ベストに並ぶ4回戦に進出した。

 通算2度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る元世界ランキング1位同士の戦いとなったこの試合で、ムグルサは第1セットの第9ゲームをラブゲームでのブレークに成功して主導権を握り、2時間15分の激闘の末に最後はアザレンカのダブルフォールトで勝利を収めた。

 グランドスラムで決勝に到達したことがないのは全米オープンだけとなっているムグルサは、同大会では3度ファイナリストとなっているアザレンカを退けた試合を振り返り、「観客がいるこのコートでビカ(アザレンカ)とプレーするのは、完璧なシナリオ」と話すと、「1年間ずっと無観客でプレーしていたから、これは本当に最高。気分が高揚している」とコメントした。

 一方、同じくグランドスラム通算2勝の実力者で第12シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、2時間25分の長丁場となった第19シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)との一戦を7-6(13-11)、4-6、6-3で競り勝った。

 元世界ランク1位のハレプは「とてもタフな試合だったのは間違いない」と話し、「相手はとてもパワフルな選手。自分も力強く、冷静になる必要があるのは分かっていたけれど、うまくいかなかった」と明かした。

 けがとの闘いによる休養期間を余儀なくされた後、2週間前には右太ももを痛めてこの日はテーピングをしながら試合に臨んだハレプは、第1セットでセットポイントを6度ふいにした。

 対するリバキナも同セットでセットポイントを4度しのがれ、17分に及んだタイブレークをダブルフォールトで落とした後、勝負をフルセットに持ち込んだが、最後はハレプが勝利をつかんだ。(c)AFP/Jim SLATER