【9月3日 CGTN Japanese】第31回夏季ユニバーシアードのトーチ「蓉火」が先月31日、開催地である中国四川省(Sichuan)の省都・成都市(Chengdu)内の金沙遺跡博物館で発表されました。 

 今大会のトーチの名称「蓉火」には成都市の略称・「蓉」という文字が採用されました。この文字の同音異義語である「融」から「融合」の意味が込められており、成都市および大学生の情熱的で活力があり、ファッショナブルな一面を呈しています。 

 トーチは正面にパンダの模様があり、トップの部分は成都市のシンボルマークである太陽神鳥が刻まれています。また、側面から見るとトーチは三星堆遺跡の青銅立人に似ており、パンダの上に、換気口として竹の葉の形の穴が開けられています。 

「蓉火」は燃焼の効率が保たれているとともに、環境にやさしい再利用できる原材料が使われています。

 第31回夏季ユニバーシアードは当初、今年8月に開催される予定でしたが、世界的な感染対策や渡航制限を考慮して、2022年6月26日から7月7日にかけての開催に延期されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News