NBA、来季からワクチン未接種選手に厳格な規定 報道
発信地:ロサンゼルス/米国
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【9月3日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)が来季に向けて提示した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策規定では、ワクチンを接種していない選手は接種済みのチームメートと距離を取り、より厳しいウイルス検査を義務付けられることになる。同国スポーツ専門チャンネルESPNが2日に報じた。
すでに各チームに配布された新しい感染対策規定に関してESPNが伝えたところによると、ワクチンを打っていない選手はロッカールームが接種済みのチームメートとは離れた場所になるとされている。また、食事をするときに加え、飛行機やバスでの移動の際にも別の場所に座る必要があるという。
さらにウイルス検査に関する詳細では、ワクチン未接種の場合は試合日と練習日のほか、試合当日には1日2回の検査を受けなければならない可能性があることが判明。
これに対してワクチン接種済みの選手が検査を必要とされるのは、新型コロナウイルスの症状を示したとき、あるいは感染者と接触した場合のみとなっている。
陽性者と濃厚接触した場合、ワクチン未接種の選手は7日間の隔離措置が義務付けられる。接種済みの場合は、陽性でないことを条件に隔離されないことになっている。
この新たな感染対策規定はまだ最終決定ではなく、現在はリーグ側と選手協会(NBPA)との話し合いが行われているとESPNは伝えている。
2021-22のレギュラーシーズンは、10月19日に開幕する。(c)AFP