【8月18日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)は17日、オールスター選手のジョエル・エンビード(Joel Embiid)と契約延長で合意したと発表した。

 シクサーズの広報を務めるジョシュ・ハリス(Josh Harris)氏は、「ジョエルは正真正銘のエリート。われわれのコミュニティーにおけるロールモデルで、コート上では最優秀選手(MVP)の素質を持つ真のスーパースター」と述べた。

「能力とカリスマ性、リーダシップを兼ね備えた類いまれな彼のおかげで、このチームは変わった。セブンティシクサーズのユニホームを着た姿を見続けられることを最高にうれしく思うし、興奮している」

 シクサーズは契約に関する詳細を明かさなかったものの、米国メディアは2026-27シーズンまでの延長で、4年総額1億9600万ドル(約215億円)になると報じている。エンビードは2017年にサインした5年契約を2022-23シーズンまで残していた。

 昨季51試合に出場したエンビードは、自己最多となる1試合平均28.5得点を記録。またフィールドゴール(FG)成功率51.3パーセント、3ポイントシュート成功率37.7パーセントをマークし、1試合平均のリバウンド数も10以上だった。

 ここまで出場したレギュラーシーズン通算260試合では、1試合平均24.8得点、11.3リバウンド、3.1アシスト、1.7ブロックという数字を残している。

 昨季のレギュラーシーズンを49勝23敗で終え、イースタンカンファレンスの第1シードに入ったシクサーズだったが、プレーオフではアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に敗れカンファレンス準決勝で姿を消した。(c)AFP