米NYのアパートで保護したのは…ネコではなくピューマ
このニュースをシェア
【9月1日 AFP】米当局がニューヨーク市ブロンクス(Bronx)のアパートで保護したネコ科動物は、ネコではなく、体重約36キロのピューマだった。
当局によると、ピューマは生後11か月の雌で、名前は「サシャ」。警察と米国動物愛護協会(HSUS)、ニューヨーク市当局、ブロンクス動物園(Bronx Zoo)の職員が先週、合同で保護した。
警察などは8月30日、飼い主はサシャを引き渡し、搬出に立ち会ったと明らかにした。
サシャはブロンクス動物園で先週末に獣医師の診察を受けた後、遺棄された大型ネコ科動物を世話するアーカンソー州のターペンタインクリーク(Turpentine Creek)動物保護区へ移された。
HSUSでペットの遺棄や虐待などの対応に当たるケリー・ドニタン(Kelly Donithan)氏は、「野生ネコ科動物はアパートなど家庭での飼育に適さないと飼い主が認めたので、このピューマは比較的運が良かった」と述べた。
ニューヨーク市警(NYPD)のダーモット・シア(Dermot Shea)本部長によると、本件は現在捜査中で、飼い主に関する情報などは現時点では明らかにできないという。(c)AFP