【11月13日 AFP】(写真追加)パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りで12日夜、高級車の中にライオンの赤ちゃんがいるのを警察が見つけた。フランスではライオンの赤ちゃんがペットとして飼われている事例が最近相次いで発覚している。

 警察によると、巡回中の警察官がレンタルされたランボルギーニ(Lamborghini)の車内にライオンの赤ちゃんがいるのを見つけ、運転していた男を拘束した。ライオンの赤ちゃんは保護されたという。

 先月も生後6週間のライオンの赤ちゃんがパリのアパートの部屋から見つかり、所有者は禁錮6月を言い渡されていた。裁判で検察はパリ郊外で他にも3頭のライオンの赤ちゃんが見つかっており捜査中だと明らかにしていた。

 先月は南部マルセイユ(Marseille)でも生後1~2か月とみられる体重数キロのライオンの赤ちゃんが自動車修理工場で発見された。この赤ちゃんライオンは雌で、野生動物の保護を専門とするNGOに引き取られた。(c)AFP